模範解答
H28 | ||
問題番号 | 解答 | 関連項目 |
問7(a) | 2 | 等加速度運動 |
問7(b) | 2 | エネルギー保存則 |
問8 | 5 | 等加速度運動、エネルギー保存 |
問9 | 3 | 遠心力(円運動) |
問10 | 4 | モーメントのつり合い |
問11(a) | 2 | ボイルシャルルの法則 |
問11(b) | 1 | 気体がする仕事 |
問12 | 5 | 波の式 |
問13 | 4 | 直流回路 |
問14 | 2 | クーロン力 |
問15(a) | 5 | 電流が作る磁場、磁場から受ける力 |
問15(b) | 4 | 電流が作る磁場、磁場から受ける力 |
問7
(a)運動の対称性より、半分の2s後に速度0となるので
よって(2)
(b) 等加速度運動の式
よって(2)
(b)別解
v-t図を書くと次図のようになる。頂点に達するまでに進んだ距離は図の斜線部。よって
問8
B点での速さをvとすると、力学的エネルギー保存則より
B点において、鉛直、水平方向の速度成分はともに
となる。
水平方向には力が働かないので速度の等速運動を行う。A点と最高点において力学的エネルギー保存則より
したがって(5)
問9
小球とともに動く観測者で考える。観測系は加速度系となり、小球にはそれぞれ遠心力が働く。 力のつり合いから、以下の3式が成り立つ。
以上を整理して、
となる。(3)
問10
質量が一様な棒なので重量は棒の中央に働く。C点周りのモーメントのつり合いより
よって(4)
問11
(a) 断面積をとする。最初の状態において、ピストンの底面からの距離は
加熱後のピストンの底面からの距離をとする。ボイルシャルルの法則より、
よって移動距離は
(2)
(b) 等圧変化で気体が行った仕事は
となるので
よって(1)
問12
波の基本公式は
よって
となり
よって(5)
問13
条件1について、の抵抗を流れる電流は
の抵抗を流れる電流は
よってキルヒホッフの法則より
条件2についても同様にを流れる電流は
となり、
したがって
よって(4)
問14
B点における電場が0となればよい。A,C,Dにおける電荷がB点に発生させる電場の大きさをそれぞれとする。の大きさは等しく、y軸成分については打ち消しあう。したがってx軸成分の合成を考えると
また、クーロンの比例定数kとすると電場の大きさはそれぞれ
以上より
よって(2)
問15
(a) 直線電流が作る磁場の公式
を用いる。Pにおける磁束密度は
したがって(5)
(b) PQに働く力とORに働く力の向きは逆向きなので
(4)
解説記事一覧
下の記事内にまとめてあります。 はじめに 航空大過去問 - ひきろうの忘備録