はじめに
X-Plane11ではデフォルトでスペースシャトルがインストールされており、実機同様グライダー形式での着陸を行うことができます。しかしながらそのままの状態ではロケットエンジンを点火してリフトオフみたいなことはできないため、機体データ(acfファイル)をPlaneMakerで編集してあげる必要があります。
機体データ
まずX-Plane自体のフォルダを探します。steam版の場合は「C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\X-Plane 11」などに入っています。(場所がわからない人は適当に検索をかけてみてください)
その中の「AirCraft」フォルダ内の、LaminarResearch製の機体は「LaminarResearch」フォルダ内、そのほかは「Extra Aircraft」内に入っています。スペースシャトルは「Extra Aircraft」内に入っています。
その中にある「Orbitor.acf」というファイルがシャトルの機体データそのものとなります。
PlaneMaker
PlaneMakerはX-Planeと同時にインストールされacfファイルを編集してX-Planeで使用する機体を作成、編集することができます。マニュアルは公式ページで見ることができます。
エンジンの有効化
PlaneMakerの起動
まずはじめにPlaneMakerを起動します。Steamから起動し「PlaneMakerを起動」を選択する、もしくはXPlaneの格納フォルダ内にある「Plane Maker.exe」を実行してください。 次に「ファイル/開く」より、「Extra Aircraft/Space Shuttle/Orbitor.acf」を開きます。 「標準/重量&バランス」を開きます。
その中の「fuel load」が搭載可能な燃料を示しており、デフォルトだと0lbに設定されています。なんでも大丈夫ですが参考サイトによると226,000.00lbらしいのでそう設定しておきます。 最後に「ファイル/名前を付けて保存」から適当な名前(OrbitorWithEngine.acfとか)を付けて保存します。
X-Plane11の起動
X-Plane11を起動すると元のスペースシャトルとは別に「SpaceShuttle」という名前でアイコンが?の機体が現れるのでそれを選択し、適当な空港(例えばエドワーズ空軍基地EDW/KEDWとか)を選択しフライトを開始してみましょう
アイコンの作成
アイコンが?のままでは気持ち悪いのでアイコンを作成してみましょう。フライトが開始されている状態で右上のメニューバーの中から飛行機マークのボタンを押し、「アイコンの作成」ボタンを押すだけです。
アイコンが作成されました。アイコン下のファイルパスからも、オリジナルの「Orbitor.acf」ではなく、編集したファイル(ここではOrbitorWithEngin.acf)が開かれていることがわかります。
燃料搭載と飛行開始
「重量と燃料バランスの調整」より燃料を搭載します。Maxにしても大丈夫そうです。
最後にスロットルをふかして飛ばしましょう