模範解答
H30 | ||
問題番号 | 解答 | 関連項目 |
問7(a) | 3 | 等加速度運動 |
問7(b) | 5 | 等加速度運動 |
問8 | 5 | 等加速度運動 |
問9 | 4 | エネルギー |
問10 | 2 | 円運動、力の釣り合い、慣性力、摩擦力 |
問11(a) | 2 | 運動量保存則 |
問11(b) | 3 | 運動量保存則 |
問12 | 1 | ドップラー効果 |
問13 | 3 | 直流回路、キルヒホッフの法則 |
問14 | 4 | クーロン力、力の釣り合い |
問15(a) | 2 | 直流電流の作る磁場 |
問15(b) | 5 | 電流が磁場から受ける力 |
問7
(a) 加速度を求めて運動方程式より働く力を求める。右向き方向を正として考える。加速度をとすると
運動方程式より
よって(3)
(b)等加速度運動の式 を用いる。
よって(5)
問8
図のようにx,y軸をとる。等加速度運動の式より時間tに対し、x,y座標は
題意を満たすには座標を通過すればよい。これを上式に代入して
以上よりtを消去して
(5)
問9
「位置エネルギー=上昇にもちいられた熱エネルギー」の方程式を用いる。質量をとする。単位に注意。上昇温度をとする。
よって(4)
次元計算
物理の計算では単位も含めて計算すべきである。それによって答えの単位が適当か確認できる。その際にkには[tex:103]をそのまま代入すればよい。kやmなどは国際単位系における接頭語と呼ばれるものである。主要なものとしては
問10
回転する円盤上の観測者で考える。ナットには外側に遠心力、内側にはそれに対抗して摩擦力が働く。摩擦力は回転速度の上昇に応じて、大きくなっていき、最大静止摩擦力に達した時に、ナットは滑り始める。角速度、半径、質量、最大静止摩擦係数をとすると力の釣り合いは
ここで角速度と1秒あたりの回転速度(rps:revolution per second)との関係について考える。一回転あたり、角度は進むので
よって(2)
問11
運動量保存則を用いる。
(a) 方向での運動量保存則
(2)
(b) 方向の運動量保存則
(3)
問12
ドップラー効果の式に代入して
(1)
問13
10の抵抗を流れる電流をIとするとキルヒホッフの第一法則より2.0[\Omega]の抵抗を流れる電流はとなる。キルヒホッフの第二法則より
2式よりIを消去して
(3)
問14
クーロン力をF、糸の張力をTとする。物体に働く力の釣り合いより <div